9月30日 土曜日 もう9月が終わるのか、と思う。9月に入っていきなり気候が穏やかになったことぐらいしか記憶に残っていない。私はこのひと月何をしていたんだろうか。覚えているはずなのに覚えていない。 昨日は飲み会だった。といっても私は下戸なので、ず…

9月27日 水曜日 朝の通勤途中、川に沿うガードレールに向かって熱心に写真を撮る老夫がいた。何かあるのかと覗き見ると、ガードレールに赤蜻蛉が止まっていた。弱っているのか微動だにせずそこに留まっている。なるほど、これは珍しいかもしれない。 スマホ…

9月23日 土曜日 秋分の日 本来今日は友人とアウトレットモールへお出かけする予定であった。服を選び、顔を作り、髪を巻いていた。そこに友人から連絡があった。 ｢我今屍、動無理、後日埋合、大変御免｣ ｢了｣ ということで、予定が延期になった。私の予定にな…

9月21日 木曜日 外を歩ける気温になってきて嬉しい。酷暑により溜まったフラストレーションを発散するかのように日々歩いている。今日は一日中雨だと朝の情報番組は言っていたが、少なくとも私が歩いている間は全く雨が降らなかった。無用の長物と化した雨傘…

9月20日 水曜日 今日もスマートウォッチをつけるのを忘れた。 比較的爽やかに起床し、服選びに迷うこともなく、順調に朝の支度をして家を出たはずなのにまたもや忘れた。気づいた時にはもう引き返すには惜しい距離を歩いてしまっていたので、潔く諦めてその…

9月18日 月曜日 今日はなんにもしない、ひたすら休むと決めていた。だのに午前6時に起きてしまった。本日の目標を早々に頓挫させてしまいそうになったもののそこは私なので、トイレに行って水を飲んだ後また布団に入り、二度寝をした。結果10時に起きた。セ…

9月17日 日曜日 なんだか久しぶりの雑記な気がする。確認してみたら最新の更新が9/14だった。そこまで久しぶりでもなかった。 定期的に長文を書きたい欲が発生するので、ここは発散場所としてとても居心地が良い。引き続き気が向き次第書いていきたい。 昨日…

9月14日 木曜日 昨夜、毎週楽しみに観ていたドラマが最終回を迎えた。とても美しい最終回で、心から満たされたような温かい気持ちになった。しかしながら、今後このキャラクターたちの生活は覗けないのだと思うと寂しい。ドラマオタクたるもの最終回など数え…

9月13日 水曜日 早朝、目が覚めると私は逆さまだった。もう少し丁寧に描写すると、枕側に足を向け、本来足があるべきところに頭を乗せていた。そんなことある？と思った。子供が親の脇腹に刺さって川の字ではなくHの字になることはよく知られているが、あい…

9月11日 月曜日 ひと月ほど前、スマホを買い替えた。買い替えた理由のひとつに容量不足があった。以前のスマホ(iPhoneSE2)は容量64GBで、使わないアプリは積極的に削除していかないと危うくなりそうな気配があった。必要最低限に選別し、40GBちょいを使用し…

9月8日 金曜日 朝の通勤電車の中、私は吊り革を握っていた。 私が握っている吊り革と、その隣の吊り革の間に蜘蛛が巣を作っていた。警戒色と長すぎる脚を携えた強そうな蜘蛛ではなく、室内で見かけてもさして気に留めないような、かわいげのあるサイズの蜘蛛…

9月7日 木曜日 出勤のために家を出た瞬間、気温がまるで違った。風が涼しい。日差しはあるが、風が涼しい。あの、つい10日ほど前まであったような、空気を構成する物質のひとつひとつに水がまとわりついているような、ねちっこい蒸し暑さが無い。ただそれだ…

前置き 2023年7月某日、私は思った。浴衣が着たいと。 最後に浴衣を着たのは13歳の時だったと思う。以降10年間着ていないことになる。そろそろ着てもいいのではないか。というか今こそ着るべきなのではないか。唐突にそう思った。 しかしながら、浴衣って見…

8月28日(月)の私、こんなことを言っていました。 今週の目標、それは余計な金を使わないことだ。来月には友人とアウトレットモールに行く約束をしているし、その先には旅行の予定もあるので、それまでは謙虚に過ごすべきというのは誰が見ても歴然としている…

9月2日 土曜日 なんとなくぼんやりした一日だった。ジムに行ったり片付けをしたりしたが、総じてぼんやりとした一日だった。現象に起因するというよりも、私のコンディションの問題だ。空気も光もまるごと湿度を帯びたような曇天が私をそうさせるのかもしれ…