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ツイッターでまとまらないこと

雑記-爪を塗らねばならないので甘皮を削らねばならない

 

9月14日 木曜日

 

昨夜、毎週楽しみに観ていたドラマが最終回を迎えた。とても美しい最終回で、心から満たされたような温かい気持ちになった。しかしながら、今後このキャラクターたちの生活は覗けないのだと思うと寂しい。ドラマオタクたるもの最終回など数えきれないほど見てきたはずなのに、飽きもせず寂しい。ドラマは概ね十週間に渡って生活に組み込まれる。だからこそ楽しいし、だからこそ寂しい。終わりを寂しく思える物語に出会えることは私にとってとても貴重で、幸運だ。でも寂しいものは寂しい。幸運が故の寂しさ。

 

iPhoneのカバーを外した。代わりに背面フィルムを貼った。この薄っぺらいフィルムにさしたる防御性能はないかもしれないが、多少の傷ぐらいは防げるかもしれないという希望的観測を念じたお守りのようなものである。

カバーを外した理由は、iPhoneをより小さくしたかったから。それと、iPhone本体のそのままの青色が気に入っていたからだ。そのままの青色に飽きたらまたケースを買うなりしようと思う。背面フィルムの上からシールを貼ったりしてもいいのだろうが、シールを貼るという行為は不可逆なので勇気が出ない。そして悲しいほどにセンスがない。誰か私にセンスを授けてほしい。

 

SMELLYのネイルポリッシュを買った。またかよと思われるかもしれないし、私もまたかよと思う。

今回は014番のパールコメットという色を買った。くすんだ水色にゴールドの細かいパールが鈍く光っている。このくすみ具合が好きだなと思う。好きなものを収集したい気持ちが強いし、好きな色を身につけたい気持ちも強い。ネイルはそれらを手っ取り早く叶えてくれるので、ついつい数を増やしてしまう。

しかし、買ったはいいもののほとんど使ってない色などもあるにはある。それはそれでもったいない気持ちもある。やはりメルカリ行きだろうか。気軽に売り払いすぎな気がする。

 

今日は一日中雨と予報されていたが、私が見る限りはずっと曇り空だった。私が室内にいる間に降っていたのかもしれない。

大きめのグレーの傘を携えていたが、出番がないままそのまま持ち帰った。長傘って大きいなあと思う。折り畳みを使えばいいのかもしれないが、それはそれで畳むのに手間を要するのが煩わしくて、結果的に長傘に落ち着いている。手間を取るかでかさを取るか。誰かほどよい折衷案を開発してほしい。畳まなくても勝手に畳まれてくれる傘とか。広げたら大きいけど閉じたら短くなる傘とか。

 

猫は人が食事をしていると妙に不満げな顔をする。人が自分の方を見ないまま、何かに夢中になっているのが嫌なのだろうか。恨めしそうな顔で人を見つめながら、うなーとかぬぅ…とか鳴いている。言語が通じないのにどうにかして己の不満を訴えようとしていて、いじらしい。

 

土曜日は予定があるので爪を塗りたい。着る予定の服に合わせた、ぱりっとした色を塗りたい。そのためにはまず甘皮を削らなければならない。めんどくさがりなのでやや手間だなと思う。別に削らなくても塗れる人は塗れるらしいが、あいにく私はそのような爪をしていない。かなしい。

ただ、黙々と単純作業をするのは案外嫌いではない。今夜は観ているドラマもないし、部屋の片付けと甘皮処理と、その他諸々の身支度に精を出そうと思う。そして明日は色を塗るのだ。ぱりっとした色を塗るのだ。楽しみだ。

 

猫がスマホを噛みに来る。それを押しのけながらこれを書いている。猫はつんと気取っているなどという情報は一体なんだったのかと言わんばかりの構ってちゃんである。もう何歳になるだろうか。人に例えればしっかりと大人であるはずだが、未だ子猫のような甘えたな瞳をしていて、とてもかわいい。親バカかもしれない。

 

ではね。雨が続かないといいんだけどな〜☂️