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ツイッターでまとまらないこと

雑記-ギャルになりたくて、冬

12月12日 火曜日

 

ここ数日ブログを書いていなかった。別に何かあったわけではない。愛猫が病を患ったとか世紀の大失恋をしたとかそんなことは全くない。猫は今日も元気にご飯をせがんでおり、失恋以前に恋愛すら無い。何もないというのは言うまでもなく平穏であり、とてもありがたいことだ。が、ずっと平穏だとそれはそれで飽きてくる。イベントが欲しいぜ!の気持ちになってしまう。己の貪欲さに5周ぐらい回って感心している。

 

先日、金髪ロングのウィッグを買った。ギャルのコスプレをするためだ。私は定期的にギャルのコスプレをして遊んでいる。意味が分からないかもしれないが、そのままの意味である。

変身願望というほど大それたものではないが、己の容貌に細工をするのが好きである。鏡を見た時に顔が派手な人がいるのが楽しい。しかし毎日細工をするほどの根性はないので、休日を使ってギャルのコスプレをする。擬似ギャル。ギャル擬き。それでどこに出かけるわけでもなく、自撮りを撮りまくって満足したらメイクを落とす。

 

今回は金髪になってみたかった。ので買った。ピンクエイジという通販サイトで買った。バカ安いわけではないが、色味や質感が自然でサイズもちょうどよく、その割に良心的な価格なので愛用している。

本当は前髪がないタイプのギャルになりたかったが、予算の都合上前髪のあるギャルにした。別に急ぎではなかったが、注文した翌日に届いたのでびっくりした。流通すごすぎる。

一度試しに被ってみたら割と似合った。自分で言うのもあれだが、今まで買ってきたウィッグの中で一番似合った。びっくりした。私は金髪がそれなりに馴染む女なのか、と。突発的に金髪ギャルになりたい!と思い立ち、良さげなやつを即ポチって、届いて、こんなにしっくりくることがあるだろうが。正直盛大に事故ると思っていた。以前美容室で「ベージュ系とかお似合いになると思いますよォ✨」と言われたのはそれなりに真実であったらしい。てっきりお世辞だと思っていた。失礼千万である。

 

あと、眉毛を短くした。ギャルといえば薄眉だよね〜と思ったからだ。これが一体どこから来るギャルの印象なのかは分からない。オタクに優しいギャルばりの解像度の低さでギャルに挑もうとしている。

そして剃りすぎた。ジョリッとやった瞬間(やっちまった…!)と思った。シェーバーを離すと眉がまだらになっていた。やべーやつである。

やっちまったものは仕方がないので、なんとかマシになるように努めた。努めたと言っても一番短いところに他を合わせるしか術がない。結果、想定していたよりもさらに眉が薄い顔が出来上がった。「やっちまいましたよ」ではなく「わざと薄くしてるんですよ」ぐらいになったので良しとする。

 

眉を薄くしてみて気づいたことがある。眉を薄くすると治安が悪そうになる。周知の事実かもしれないが、初めてジョリッとやってしまった私には新鮮だった。私の顔って治安悪くなれたんだ…?と思った。治安を悪くしたければ眉を薄くすればいいということにこの時まで気づかなかった。今まで何回も化粧をしているのに。

今日の時点でも相変わらず眉が薄いので、お手洗いに行って手を洗って鏡を見るたびにおお…治安が悪い…と思う。新鮮で楽しい。

 

髪といい眉といい、多少色を変えたり長さを短くしたりするだけで随分と印象が変わるものだ。容貌における毛の効果ってすごい。

こんな調子でギャルのコスプレ計画を進めている。満足するものが出来上がったらどこかしらのインターネットに晒すと思います。たぶん。

 

内面は逆立ちしたってギャルになれないが、外見だけでもギャルになりたいものである。内面はもうとっくに諦めてるので…

 

ギャルかわいいよギャル