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ツイッターでまとまらないこと

雑記-充電式掃除機って一番良いタイミングで充電が切れる 他

8月21日 月曜日

 

といつものように書いてみたが、まずは昨日の話をしよう。ほぼ日記だけど、その日のうちに書かなければ日記ではない。じゃあ何。近況報告…?

 

昨日は客人が家に来た。10年来の友人2名だ。客人を招くにあたり、やはり部屋をそこそこ見れるぐらいには整えておかねばならない。家全体ではなくとも、客の目に入るところは最低限整えておきたい。綺麗好きではない。見栄っ張りなのだ。

そこで取り出したるはマキタの掃除機。レンガのようなオレンジ色の機体を携える。もちろん使える。使えるが、部屋の角の埃みたいな砂みたいなものがどうにも取れない。普段なら構わず次に行くところだが、今日は違う。この後客が来る。もちろん緊張するような間柄ではない。しかしなぜかここで私のやる気スイッチが入った。なぜここで入るのか、私にも分からない。

微かな記憶を頼りに物置きを漁り、目当てのものを発見した。箒である。原始的かつ全手動の掃除道具、箒である。我が家の箒、恐らく家族の誰かが買ったものと思われるが、私の知る限り誰一人として使っていない。長年の眠りから目覚め、いざ活躍の時────というのは大袈裟だが、要は取り出して使ってみた。

左手に箒、右手に掃除機。箒で角の埃を掻き出し、掃除機で吸い取る。なかなか良い。軽妙でよく取れる。そしてめっさ汚い。一応部屋は日々祖母が掃除をしてくれている筈だが、触らない箇所ってどうしてこんなに汚れるんだろう。それが面白いように取れる。楽しい。良いかもしれない。

そんな矢先、掃除機の充電が切れた。無情である。今私はとても掃除を楽しんでいて、言い方を変えればノリにノっていて、そんな時に限って充電が切れた。ひどい。やる気に水を差されたようだ。これだから充電式は嫌いだ。

理不尽な苛立ちを掃除機に抱くものの、充電式掃除機とはそういうものなのでしょうがない。再度満充電されるのを待っている時間もないので、観念して雑巾を濡らした。箒。雑巾。なんだか小学校の掃除の時間を思い出す。原始的な道具というものは案外利便性に富んでいるのかもしれない。そして結構きれいになる。もちろん雑巾掛けを苦痛に思わない肉体を持っていることが大前提なので、一応高齢者である祖母にさせようとは思わないが、週末に私がやる分にはなかなか良いかもしれない。充電が切れることもないし。

そんなこんなで客人に見えるところだけをなかなか綺麗に磨き上げた。箒と雑巾の可能性に気づけたのは新鮮な発見だった。帰宅した家族にも何か床の肌触りが良いわ〜との感想を頂いた。終わりよければすべて良し。

 

友人に化粧を施した。先日会った時に、化粧品の使い方わかんね〜と言っていたのでじゃあうちに持ってこい教えたると言ったのだ。

友人は肌が白い。推定だが、ゴリゴリのブルベ夏。骨格とかは分からんがゴリゴリのブルベ夏。どっからどう見てもブルベ夏。

地黒の私には到底使えないような白い下地が使えたり、私が使ったらただの無色ラメにしかならないシャドウがピンクに発色したりする。使う人によって違う表情を見せる。これだから化粧品は面白い。

そもそも友人の化粧品を使うのが目的なのでいくつか持ってきてもらったのだが、その中にブルー系の4色アイシャドウがあり、(なぜメイク初心者がこんな難易度の高いやつを買ったんだ…)と思ったが、口には出さないでおいた。顔には出てたかもしれない。とはいえ彼女はブルベ夏なので使えないことはない。最終的に上瞼にブルーの縦グラデ、下瞼および涙袋に肌馴染みのいいピンクを使用したメイクに終結した。本人の感想はどうか分からないが、私的にはなかなか上出来だったと思う。才能があるかもしれない。楽しかった。

 

日付変わって今日の話。

昨夜から新しい枕を導入した。昨日の今日なので効果のほどは分からないが、ちゃんと眠れたし肩も凝らなかった。引き続き様子見である。

 

夕方頃、インフルエンサーの女の子の訃報が飛び込んできた。心底びっくりした。熱烈なファンというわけではなかったが、YouTubeをフォローしていたし、時折目に入るツイートを見ては好ましい人だなと思っていた。こういう時、どういう感情になっていいのかわからない。確かに悲しいけれど、悲しいと言っていいものだろうか。悲しいと言えるほど、私は生前の彼女に言葉を寄せていない。

改めて好きな人が同じ時を生存しているのは奇跡だし、会えるのならば会えるうちに会いたいと思った。未来に保証などないのだから。

 

ドラマ『これは経費で落ちません!』を見進めている。かねてより見たいと思いながらなかなか見られていなかったので、この度再放送・再配信をしてくれて本当に嬉しい。そして噂に違わず面白い。とても解釈一致の重岡大毅だ。よきかな。

 

日々TVerNHKプラスを行ったり来たりしている。サービスはもとより、私にそれを楽しむ余裕があることが有難いな、と思う。好きなものを楽しめているうちはきっと人は大丈夫なのだ。この余裕を死守していきたい。

ついでにU-NEXTにも惹かれている。もちろん『美しい彼』を一気見するためだ。浴びたいものがたくさんある。欲望って醜い時もあるけれど、どうしたって希望なのだと思う。

 

明日も仕事だ。火曜日なのでそりゃそうだ。これといった予定がないので、大人しく日常を全うすることにする。客の目に入らない方の部屋も片付けたい気がする。なんで部屋ってこんなにすぐ散らかるのだろう。

 

大丈夫な人も、大丈夫でない人も、どうか生き永らえてほしい。信心深いってわけではないけれど、これはきっと祈りなのだと思う。

 

ではまた。できるだけ楽しくありたいね。