8月22日 火曜日
退勤後、歯医者に行った。歯のクリーニングをしてもらうためだ。矯正歯科とはまた別の歯医者で、そちらに行くのはかなり久しぶりだった。歯茎がやや後退しているが、概ね綺麗に磨けているとのことだった。そうなんだ。意外。
帰り際、医者に｢せっかく矯正できれいにしてるんだから歯周病に気をつけんさいよ｣と言われた。矯正は関係あるのだろうか…と思いつつ、はーいと返事をした。
アーバンリサーチ系列の店に寄り、スメリーのネイルポリッシュを買った。
マニキュア[SM03-4NC001]｜URBAN RESEARCH公式ファッション通販
色はタロットという色にした。スメリーのネイルポリッシュがわりと好きだ。明るすぎない、つまり地黒に優しい色が揃っており、発色が良く、筆が塗りやすい。あまりSNSで話題に上っているのは見たことないが、私は好きだ。
爪が何色だろうと誰も見ていないし、マナーというわけでもない。一週間で剥げてしまう、究極の自己満足である。感覚としてはおまじないに近いかもしれない。
ネイルが映える手になりたいものだ。私の手は小さく、指が短く、全体的にずんぐりむっくりとしている。
しかし齢23にもなって今から手が大きくなるとは思えないので、せめてもの抗いとしてささくれを取り除いたりなどしている。どうせずんぐりむっくりならば、すべすべのずんぐりむっくりでありたい。そういう気持ちである。
それに美醜の観点を除いたとしても、ささくれというのはあまり快いものではない。引っ掛けてしまったりするとかなり痛い。物理的に痛い。
ささくれの予防には定期的な保湿が肝要であるらしい。なのでネイルオイルを持っている。無印良品で購入した。しかし、定期的な使用ができているかと言われれば否のような気がする。使っていないわけではないが、使用を忘れるのだ。手が乾いたらハンドクリームを塗ることはできる。だがそこで満足してしまうので、つい忘れがちになるのだ。宝の持ち腐れとはまさにこのこと。
美意識が高いのか低いのか分からない、そういう人間である。まあ、懲りずにゆるくやっていこうと思う。
昨日の夜に初回が放送されたドラマ、『わたしの一番最悪なともだち』のことを一日中考えていた。割と誇張で無く、一日中である。率直に言って放送前からめちゃくちゃ期待していた。だってキャストも内容もめちゃくちゃにどタイプだったのである。そんなの期待しない方が無理というものだ。そしてそんな期待に引けを取らない芸術点の高さで、正直面食らってしまった。期待したら裏切られるのが常ではないのか。期待して、期待以上のものが返ってきていいのだろうか。
とはいえまだ初回なので、なるべく冷静に、冷静に、と念じてはいるが、あまりに理想的な初回だったので、やっぱりどうしても期待してしまう。そして恐ろしいことにこのドラマは週4回放送される。つまり今夜も、明日も、明後日も放送されるのだ。そんなことがあっていいのか………？？？夢…………？？？？
楽しみといえばもうひとつある。明日、漫画『スキップとローファー』9巻の発売日なのだ。あまりにも瑞々しく眩い青春を、繊細で丁寧な筆致で描いた作品だ。私は青春に弱い。青春が存在しなかったからである。否、厳密に言えば存在したのかもしれないが、まあそれなりに酷いものであったからだ。なので眩い青春を見ると血反吐を吐いて爆ぜる。その一連の流れを好んで摂取しているのだ。変態かもしれない。
私の歪んだ性癖はさておき、『スキップとローファー』は本当に面白いので是非。素直にキュンキュンできる人はキュンキュンしよう。できない人は私と一緒に血反吐を吐こう。
明日のうちに本屋に入荷されれば即座に迎えに行けるが、此処は福岡なのでちょいちょい時空が歪みがちである。まあ良い。焦らずに待とう。
楽しみがたくさんで嬉しい。毎日思っている気がする。
私の青春は眩いものではなかったが、今がそれなりに楽しいのでそれはそれで良かったのかなとも思う。
過去よりも今が楽しい。そんな贅沢なことってなかなかない。
暑さが復活していてやや気が滅入る今日この頃だが、あと少しで辿り着くであろう秋に向けて万事を整えていきたい。そして早く秋が来てほしい。早く私に散歩をさせろ。
ではね。いのちだいじにいきましょ🌻
