のらりくらりくるりゆるり

ツイッターでまとまらないこと

雑記-今が11月だと思ってしまったせいで余計なお金を払った

 

10月14日 土曜日

 

朝、メンクリに行った。メンクリというのはメンタルクリニックの略で、最初そのワードを耳にした時はそのあまりにもジングルベルかつサンタクロースな響きにやや違和感を覚えたものの、今は特に気にならなくなった。心療内科と言うよりも軽やかにさえ思えている。

何のことはない、ただの定期検診である。調子はどうですかと聞かれ、近況を話し、薬を貰うだけである。そう思っていたのだが、今日に限って痛恨のミスが発覚した。自立支援受給者証の該当期間がズレたやつを持参してしまったのだった。

自立支援受給者証を大まかに説明すると、自立するのに支援が必要な人の医療費の一部を市区町村が負担したるよ〜その対象者であることを証明するために持っててね〜と渡される紙のことである。この紙を持っていることで私は比較的少なめのお金で病院に通い、薬を貰うことができる。ありがたい制度である。詳しくはお住まいの市区町村へお尋ねください。

 

このミスの原因は2つある。

1.手元に「10月末まで使える受給者証」と「11月から使える受給者証」の2つの受給者証が存在した。

2.その2つのうち「11月から使える」方を持参してしまった。

 

なぜ手元に2つの受給者証があったかといえば、たまたまそろそろ有効期限が切れるからと支援継続の申請書を提出し、それが承認され自宅に郵送されてきていたからである。期限切れにならないように、期日の少し前に届くようになっている。それはありがたいし、何の疑問もない。

問題は2である。私はとっさに"現在(いま)"を11月だと認識してしまったらしい。落ち着いて聞いてほしい。今は10月14日である。あと2週間弱を軽快にショートカットしないでほしい。

 

以上の理由により、今日の私は普段の3倍の医療費を支払うことになった。受給者証を忘れたので市区町村からの補填が受けられない、そりゃそうだとしか言いようがない。

幸い私は実家暮らしで、ほどほどに経済的な余裕があり、銀行口座の残高が300円しか無い…とかいうことはなかったので、近所のATMに駆け込み現金を下ろすことで事なきを得たのだが、少し悲しくなった。何が悲しいって己の愚鈍さである。なぜ現在(いま)を11月だと認識してしまったのか。買い物しようと街まで出かけたが財布を忘れて愉快なサザエさんばりのポンコツミスである。どうして…

まあ、来月の通院時にちゃんと受給者証を持っていけば今日の分の返金処理がなされるので、懐事情的な意味での痛さはそんなにないのだが、己のポンコツさに対してややショックを受けた。今後は現在の日時を見誤らないように気をつけようと思う。

 

その後お昼を食し、その後コロナワクチンの接種に行き、帰宅し、安静にしてろと言われたので畳の上に転がっていた。今日は医療的肉体メンテナンスDAYであるらしい。

 

転がりながらドラマ『セトウツミ』を観ていた。『美しい彼』を見るためにU-NEXTに契約したら、旧Twitterのフォロワーからそこならこれも観れるぞ〜と入れ知恵を頂いたためだ。U-NEXTの更新期限が迫っているため、私にしてはせかせかと視聴している。締め切りがないと永久に先延ばしにするタイプの人間である。

主演は高杉真宙氏である。私はつい先日まで『わたしの一番最悪なともだち』という作品にどっぷりと浸かっており、そこでも高杉氏が出演しており、個人的にはやや目障りな役どころであったため、脳裏に浮上した役へのヘイトが役者にまで及びそうな気配を感じなくもなかったのだが、セトウツミに関してはそうでもなかった。

むしろテラ美形だなと思った。ごく一般的な学ランにごく一般的な黒縁メガネを装着した陰気な雰囲気の漂う男子高校生、それでも美形ぶりが隠せていない。性別は違うが、もし私が同じ格好をしたらなかなかに悲惨な仕上がりになると思う。真の美形のパワーを痛感したとともに、このような美形が同じクラスにいればそりゃあおモテになるだろうな…と想像した。

人間を判断する際の視覚的情報というのはどうしてかくも強力なのか。不平等であるが、ことモテという基準においては美形=モテは絶対的な真理であるような気がする。知らんけど。

 

今のところ腕の腫れはそうでもない。明日になれば痛くなるのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。一応明日は丸一日予定を空けてある。存分にダラダラしようと思う。

 

今更ではあるが、ブログの締めの文にいつも迷う。何となく「ではまた!」とか言いがちなのだが、言うほどではまた!って感じではない気もする。手紙だったら敬具とか草々とかテンプレート的な単語がいくつか思いつくものの、ブログ的テンプレート文言って一体何なんだろうか。そもそも自分語りを他者に読ませている時点で敬語も何もないのだけれど。

 

まあいっか。じゃあね